今回は、家の中に意外とたくさんある、書類や文房具などを上手に片付け、整理できるオススメの収納術のご紹介です。スキル的な収納術も重要なのですが、一番考えなくてはならないのは、仕舞う場所です。
こちらも他の物と同様、使う場所の近くに仕舞います。
家の中で紙類が散乱している場所ってどこだと思いますか?
実はダイニングテーブルやリビングのテーブル付近です。仕事柄色々なお宅を訪問しましたが、結構ダイニングテーブルの上に紙類が置かれっぱなしの状態が多いですね。
特にお子さんがいらっしゃる家庭は学校などからのお便り、そしてポストから取ってきた郵便物など、ひとまずダイニングテーブルに置いてしまったりしていませんか?そして、それがどんどん積み重なっていったり…。契約書や請求書、取扱説明書など、家の中に紙類って結構多いですよね。
重要な書類や取扱説明書などは他の大事な物を仕舞う場所に仕舞うとしても、紙類が散乱しやすいダイニングまわりに少しでも書類や文房具を仕舞う場所があるとよいですね。そして仕舞い方をご紹介する前に、まずはふるいにかけること、紙類・書類を分類しておきましょう。
書類を整理する3ステップ
今後見ないモノはすぐに処分
チラシやDMなどって今後必要かそうでないかを即座に判断しやすいですよね。
不要ならすぐに処分し、必要なモノだけ残す習慣をつけましょう。
一時置き場を用意
時間がなくて中身を確認できなかった書類や必要かどうかすぐに判断できなかった書類や月謝袋などは、一時置き用の場所に仕舞うようにしましょう。散らかりにくく、何が保留になっているのか、見直しやすくなります。
保管しておく物は、探しやすいように収納
病院のカルテのように(最近は電子カルテでしょうけど)、インデックスをつけて探しやすい状態、すなわち使いやすい状態にして収納します。
そしてプラスワン!余力があれば…
書類のデジタル化
長期間保管する必要がある取扱説明書や名刺などは、データ化して残すという方法もあります。スキャナーでとりこんで、パソコンでデータ管理をするという方法です。ご自宅にスキャナーがなくても、コンビニのコピー機などでもスキャンできますから、ちょっと余力がある時にまとめてやっておくと良いですね。面倒くさがりな私は、場所も取らない、お手頃価格のスキャナーを使っています。モバイルスキャナーとかハンディスキャナーとかで検索すると出てきますが、WFHでも活躍すること間違いなし!
何を仕舞うにおいても「使うこと」を考えて仕舞うのがずぼら収納術の鉄則です。
戻す時の面倒くささ=散らかる可能性
戻すのが面倒くさいほど元の位置に戻さなくなり、最終的に散らかることになります。戻しやすい=使いやすいですから、使うことを考えて仕舞えば散らかりにくくなるということがお分かり頂けると思います。
例えば、ペンやハサミなど。こういう物ってLDKの収納もしくは家具内に小引き出しなどがあり、その中に寝かせて入れられたりしてたりしますが、ペンなどの道具類はもちろん寝かせるよりも立ててあげたほうが使いやすいですね。文房具屋さんのディスプレイを意識してみてください。手に取りやすいし、元に戻しやすい!
ペン立てにたくさんのペンやハサミなどをぎゅうぎゅうに詰めてるお宅もありますが、ペンやハサミなどって何本も必要ないですね。(使うペンなんてだいたい決まってますし、他の文房具も実際よく使うものって少ないですよね)ですから、最低限の必要なものだけ!ですよ。では、アイテムごとに収納のコツをご紹介しましょう。
紙類・書類の収納のコツ
こちらもずぼら収納術の基本の「使うこと」を考えれば仕舞い方は決まってきます。
洋服でも書類でも同じで、積み上げてはいけません。取りたい物を取ると積みあがった山に雪崩が起き、大惨事になりますね。一言でいうならば、紙類・書類の類は、パソコンのファイルのように管理すればOKです。
フォルダに名前を付けてフォルダ管理するように、ファイルケースやクリアファイルに見出しをつけて、どこに何が入っているのかわかるようにしましょう。ファイルは平置きにせず、必ず立てて収納しましょうね。壁掛けできるポケットタイプは、オススメしてウケがよかったアイテムです!後でご紹介しますね。
ここで注意!
片付けが苦手なずぼらさんの場合は、細かく分け過ぎると管理しづらい!書類を分類する時に注意したいのは、あまり細かく分け過ぎないことです。
例えばお子さんが何人かいて、それぞれ学校やら習い事やらでもらってくるプリント類をそれぞれのお子さん単位で分類しても良いのですが、ファイルが多くなりすぎると入れるべきファイルを見つけにくくなります。
重要な書類は別でしっかり管理するとして、ここは誰の物という厳密な区別は必要なく、ざっくりと管理するくらいがちょうどよいですね。
実はざっくり分類に最適な3ポケットタイプもありますよ!ずぼらな私は3ポケットが一番使いやすいかもです。
書類や文房具を上手に整理するコツ、いかがでしたか?
上手に仕舞っても、書類はたまりがち。定期的に見直しすることも大切ですよ。※定期的な見直しは、散らからないための重要ポイントです。他の収納も定期的にチェックしましょう!