前回から押入れ収納にフォーカースした収納のコツをご紹介しております。
今回は、押入れの奥の方の使い方のコツをご紹介しましょう。
これは収納をゾーニングするところでも説明しましたが、『使用頻度に応じて収納する場所を変える』を応用します。ゾーニングの復習はこちらからどうぞ↓
ただ押入れにものを詰め込むだけでは、出し入れがしにくくなるだけで、使うためではなく仕舞い込むだけの収納になってしまいます。ゾーニングの基本をしっかりおさえて、使いにくい押入れの奥をしっかり活用しましょう!
ゾーニングでは、収納の正面から見たときにどのゾーンが収納の一等地かご紹介しました。押入れの場合は、そこにもう一つチェックするポイントが加わります。
○押入れの手前と奥で使い分ける
押入れは、本来の布団をしまうためのものでした。それ以外の物を仕舞うには、奥行きが深すぎます。布団以外にご自宅にあるかさばる、大きな収納物ってなんでしょう?
ラグやカーペット類は長いけどスリムですよね。他に何かあるでしょうか?着ぐるみとか?
ドイツのハンブルグの街角での写真ですw
一瞬中国か??と目を疑うようなクオリティーのミッキーもどきの…光景についつい写真を…着ぐるみ?!ではない感じですね(;'∀')。
さてさて、大きな物の話でした。あったとしても、そんなに多くはないですよね。ということは、奥行きの深い収納はそんなにたくさん必要ないということ。だから使いにくいわけです。とはいえ、あるものはしょうがない!使い方を工夫すればよいのです。
使いやすい場所である手前には使う頻度の高いモノを、奥にいくにしたがって使用頻度の低いものを仕舞います。たとえば、奥にオフシーズンの物を掛けるようにできるこのハンガーパイプ。お安い物もありますが、洋服をたくさん掛けると結構重たくなり、長いバーはたわんでしまいますので丈夫な物がオススメです。
押入れの中段の上にはハンガーラックを下は衣装ケースやオフシーズン家電などの大きく重めの物を(こちらも奥に使用頻度の低い物を入れてくださいね)仕舞うと奥までしっかり活用できます!
シーズンオフの家電などは、このようなキャスター付きの台にのせると出し入れ簡単ですよ。ラック上のキャスター付きの収納家具は良く見かけますが、扇風機やヒーターなどの少し大きめの家電は載せられないですからね。
さて、いかがでしたでしょうか?
使いにくい押入れ収納も、収納の手前と奥の法則をしっかり使えば、奥までしっかり上手に使えます!
奥と手前をうまく使い分けてゾーニングすると、使いにくい押入れ収納も使いやすくなりますよ。ぜひお試しくださいね。